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ホーム > 親知らず抜歯 > 全身麻酔で親知らずを抜歯した話(2)入院、抜歯当日

下の親知らず2本を大学病院で抜歯してきました。
リスクの高い「両側下顎低位埋伏智歯」のため、全身麻酔で6日間入院の最大級の大げさなパターンです。
入院から抜歯当日の記録です。


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入院準備


3年前に耳の手術で11日間の入院をしているので、記憶がまだ新しいこともあり入院の準備はスムーズに済んだ。
前回の反省を生かして、荷物を減らしつつ必要なものはしっかりチェック。
そんなに金額はいかなそうだけど一応限度額認定証は申請しておく。保険会社にも書類取り寄せ。

書類:健康保険証・診察券・限度額認定証・入院誓約書・手術同意書等
衣類:前開きパジャマ・Tシャツ・リラコ・パーカー・下着類・くつ下・院内履き物
タオル:バスタオル・フェイスタオル・ハンカチ
食器:箸・スプーン大小・フォーク・ストロー・湯飲み&フタ・洗い用スポンジ
洗面具:石けん・風呂用タオル・シャンプー・リンス・歯磨きセット・歯磨きコップ・ヘアブラシ・鏡・ヘアクリップ・ヘアバンド
化粧品・衛生系:箱ティッシュ・ウエットティッシュ・化粧水・保湿液・リップクリーム・生理用品・綿棒・絆創膏・マスク・耳栓
雑貨:小銭入れ・筆記用具とメモ帳・クリアファイル・針金ハンガー・S字フック・洗濯ばさみ・出歩き用手提げ・洗濯物入れバッグ
デジタル系:スマホ・タブレット・音楽プレイヤー・デジカメ・イヤホンと延長コード・タップ、各機器の充電器


入院当日(入院1日目、抜歯前日)


2016/07/27(水)9:30に病院入り。入院手続き後病棟へ。
DSCN1405.jpg

病室は6人部屋の出入り口側(やった!差額ベッド代なし)。ベッドサイドのロッカーもそこそこ収納力あり。
冷蔵庫が24時間でテレビカード200度数分。テレビはワンセグみるから使わない。

サッサと荷ほどきし、Tシャツとユニクロのリラコに着替えて待機。
看護師さんが挨拶にきて、ベッド周り(貴重品入れやテレビ冷蔵庫の使い方)、病棟の案内(トイレ浴室給湯室非常口)の説明あり。
ネームバンドの装着。
身長・体重・血圧・体温の計測。今後の入院療養計画を説明。署名する。

11:30ごろ、助手の若い先生が説明に来る。口腔内のチェック、体温チェック。
明日朝一番に手術室入室の予定。約2時間半の手術になるだろう。お昼前には終わるとのこと。

12:10昼食
DSCN1406.jpg

意外と少ない。ごはんは半分残す。
お箸は持参のを使う方式なので食後に洗うのが面倒だな。

ベッドでくつろいでいると外来に呼ばれた。
14:30~15:00
今日は執刀してくださる主治医の先生が不在のため、助手の若先生が口腔内クリーニング。
歯石取り、研磨をする。
手術部位を示す「8T8」(下の8番2本)という記号を両頬にペンで書かれる。
売店で腫れ防止のバンテージを購入するよう指示される。
2016-07-27 1523

4500円+税ナリ。高っ!
(余談、これ結局使わなかったのだが、開封&部屋番号と記名されてしまったので返品不可…)

16時から17時の間に断続的にいろいろな方々が訪ねてくる。
助手の若先生、大学病院の歯科の研修医?学生さんがいっぱい、麻酔科の先生。
看護師さんが手術着と紙パンツと加圧ストッキングを渡しに来る。

18:00夕食。
DSCN1408.jpg

しばらくまともな食事はとれないので最後の晩餐気分で味わって食べる。
今日のお風呂は予約がいっぱいで入る余地なし。
今朝も家を出る前に入浴してきたけど、汗かいたし濡れタオルで体をよく拭いておく。

21時消灯、以降禁食。
水分は、以下の指定飲物だけを翌朝6時までに飲めるだけ飲むこと。
明治の経口補水液「アクアサポート」500mlペットボトル
ネスレのアルギニン滋養飲料「アイソカル アルジネード ウォーター」125ml×3本

アクアサポートは軽めのスポドリ系、アルジネードは濃いめのスポドリ系の味。
朝までに、ペットボトルとアルジネード2本は飲んだ。

22:30まで音楽を聴きながら過ごす。
Kalafinaさんはキレイすぎて、悲劇的すぎて、聴いていて余計に不安が募ってしまい辛くなって途中でやめた。
特撮物の主題歌とマクロスΔのワルキューレのアルバムを聴きながらむりやり気分アゲアゲにしてから寝た。

2016/07/28(木)…抜歯当日(入院2日目、抜歯1日目)


6:00 病棟に明かりがつきバタバタしだすので、イヤでも起きる。
6:20 バイタルチェック、今日の予定を再確認。
7時になると朝食の配膳が始まりニオイで余計におなかが空く。のども渇くけど禁飲食なので我慢。
いよいよソワソワしてきて、何度もトイレに行ってしまう。
平気なつもりでも案外内心ビビっているらしく下痢気味になってきた…おなかが痛い。

7:40 手術着に着替えて待機
7:45 旦那さんが到着。朝早いので手術開始には間に合わないものと思っていたので、ありがたかった。貴重品の鍵を預ける。
7:55 看護師さんと私と旦那さんの3人で歩いて手術室のある病棟に移動。
8:00 中央手術室の扉の前で旦那さんと「じゃあ行ってくるよ」と軽めにバイバイ。
中に入ると前室の待合室になっていて、他にも3人ほど手術を待つ人がいた。
氏名・生年月日・手術部位・アレルギーの確認をして、ヘアキャップをかぶる。

名前を呼ばれて、2番の部屋に入ると中は結構広い手術室。中には10人くらいスタッフがいた。
主治医の先生を見つけてあいさつする。
中央には、周りの機材の立派さとは不釣り合いなくらいに細~い手術台。
台に仰向けに横になるとバスタオルを掛けられ、手術着を引き抜かれ紙パンツ一丁に。
脈を測る器具、足をマッサージする器具…と次々に取り付けられていく。
どっちの鼻が息が通りやすい?と聞かれ、右と答えると麻酔の液をしみこませた脱脂綿を鼻の穴に突っ込まれる。
液が口の中まで流れてきてギモジワルイ。咳き込む。
そのうち右の鼻に綿棒を突っ込まれつんつんされ、計3本綿棒を突き立てられたまま酸素マスクを装着。
麻酔の担当の人が左手の甲に点滴のルートを取り始めるが、うまく入らなくて手こずってて、とても痛い。
「痛い!痛いですぅ……痛いっつってんだっぺよ!!!
と余裕のなさから思わず訛り炸裂してしまった。
もう一人の先輩っぽい人が見かねて右手に点滴ルートをとり直し点滴開始。

次第に意識が遠のいていく中、最後に覚えているのは、
左手の針を抜こうとしている後輩に「眠ってからでいいから!!」と怒っている麻酔先輩の声であった…
………
……

なんの前触れもなく、パチッと目が開いて覚醒した。夢は見てない。
(前回の耳の手術の時は遠くで名前を呼ばれてだんだん意識がハッキリしてきて…って感じだったけど、今回はスパッと目が覚めた)
「深呼吸して~!手をグーパーグーパーしてみて~!」と言われるので従う。
主治医が「無事終わりましたよ~」と顔をのぞき込んだので
「ありがとうございました~、んぱんぱ(唇を開閉して)しびれもないですねぇ」と答える。(麻痺が一番心配だった)
本当に今回は意識がはっきりしている。スゴイ冷静。
今何時ですかと聞いたら11時30分とのこと。9時頃に始まっただろうから2時間半かかったようだ。

そのまま回復室で横になっている。
麻酔がまだ効いているのだろうか、歯の痛みはあまり感じない。
むしろ、ルート失敗した左手の甲と今朝下痢気味だったお腹のほうが痛かった。
額に汗をすごくかいていて何度もぬぐわれる。
昨晩寝る直前に聞いていたワルキューレの「僕らの戦場」が脳内エンドレスリピートしていて辛抱たまらん状態。

やがて病棟からお迎えがきたので、ベッドにのせ替えられて病棟に戻る。
部屋に戻るとしばらくして母と旦那さんが顔を見せた。
今回は正気に戻りすぎていて、第一声のウケ狙いの冗談が言えずに「疲れた~」としか言えなかった。

落ち着く間もなく恒例の吐き気が襲う。空豆型のガーグルベースン(ゲロタライ)にかじりつきながらゲロゲロ~と嘔吐。
起き上がれないので、顔を横に向けて嘔吐するのだが、髪の毛にくっついたり頬にかかったりで大変だった。
口の中の血は飲み込むと余計気持ち悪くなるので、飲み込まずにはき出すように言われる。
血だらけのゲロまみれ。
右の鼻の穴近くに鼻くそがついているようなのでティッシュでぬぐったら鼻血が固まったやつだった。
無理矢理はがすと鼻血が噴出しそうだから放置しておくことにした。

12:30ごろ?病棟に主治医の先生がたくさんお連れを従えて挨拶に来る。
母、旦那さん同席で手術の説明を聞く。
要約(嘔吐でヘロヘロだったので、覚えている範囲で)
取り残しなくスムーズに抜歯できた。
(口腔内をチェックして)出血もあまりない。傷口も最小範囲にとどめることができた。
かなり深い位置に生えていたので、神経が目視できたほどだった。
当初外来で抜くことも考えていたが、外来でやっていたら麻酔が効きにくく大変だっただろう。
全身麻酔適応の抜歯で正解だった。
麻痺は出ていない模様。外も口腔内の腫れも現時点ではそれほど出ていない。
嘔吐もあるしバンテージをするのは今は様子見。
ぎりぎりまで歯列矯正のワイヤーが入っていたので、7番に動揺がある。
矯正は骨を溶かして動かすからね。しばらくは強く噛まないように。


見事に分解されて原形をとどめていない親知らずたち。
(血まみれ&歯根膜へばりついててグロかったので、これは後日水洗いして乾かしたものです)
2016-08-07-1318.jpg


それからひとしきり嘔吐。点滴に吐き気止めや鎮静剤が入ったらしく眠くなり2時間ほど眠る。
その間に旦那さんは仕事に戻り、母も15:30には帰って行った。
さて。一息ついたところで以降の本日の自分について考える。

翌朝まで食事なし、点滴のみ。ベッド上安静。酸素マスクはまだしばらくついているとのこと。
16時ごろ。問題発生。トイレである。
術後目覚めたときには既に尿道カテーテルは入っていなかった。
(最初から入れてないかもしれないが、後日確認した明細にはカテーテルが計上されていたので術中には使っていたと思う)
点滴は否応なくガンガン入れられているわけで、尿意は止められない。

ベッド上安静なのにカテーテルはついてない。オムツはされてるようだけど…どうすんのコレ…?
ナースコールして聞いてみると、なんと!今日一日はベッド上で用を足すとのこと。
なら何故カテーテル入れっぱなしにしてくれなかったのか、その方が楽なのに…(T_T)

……差し込み式便器というやつで、初めてベッドの上で用を足したよ……

こういうやつ↓
076toir.jpg

仰向けで用を足すと、おしりのほうまでおしっこが垂れていって気持ち悪いんだけど本当に漏れないのこれ?
どういう仕組みになってんのこれ?って大パニック
非常に恥ずかしいでござる。尊厳的な面でショックが大きいでござる。
介護での排泄についてとか、大部屋のポータブル便器うんぬんは迷惑だ論争とか、当事者として深く考えさせられることになった。

17時前に最後の嘔吐。
17時過ぎに助手の若先生が回診。体温は37.3℃。熱はあまり出てない。
暑くて邪魔だから、酸素マスク装着はいつ外せるのか聞く。
「術後6時間だからそろそろいいかも、確認してみる」とのこと。17時前に嘔吐したことを伝えた。
17:30頃主治医の先生が回診。
直前に嘔吐があったのでバンテージ装着は今日は見送り。
腫れ防止よりも、また気分が悪くなり傷口に嘔吐物がかかるほうを避けたいとのこと。
結局、酸素マスクが外れたのは19時頃だった。

痛みは左がドクドクと脈打つ感じ、右はジワーっという痛みはあるが、我慢できない痛みではなくぼやけた曖昧な痛み。
点滴に痛み止め入っているんかな?

想像してたほどの恐怖の痛みが来ないんだけど。まぁ痛くないのは良いことだ♪とポジティブに考える。
ひたすら寝る。

貴重品入れに格納している携帯がブルブル鳴っている。たぶん家族からだろう。
21時過ぎにちょうど看護師さんが点滴を換えに来たので、ついでに携帯をとってもらう。
両親や旦那さんに近況のメールをやっと打てた。

あとは夜が明けるまでひたすら寝て起きてを繰り返していた。
22時ごろと4時ごろまたトイレ。
大は今朝のうちに下痢になるまで出し切っていたので出なくて済んだ。助かった。

本当に長い夜だった。
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[ 2016/08/07 ] 親知らず抜歯 | TB(0) | CM(0) | [EDIT]
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