魂の避難所 -パソコン関連トラブル解決メモ-
ホーム > PC、デジタルTips > 動画をBlu-lay Discにしてブルーレイデッキで再生したい

youtubeとかのおもしろ動画とか(mp4など)を、BD化してブルーレイデッキ(パナソニック DIGA)でも再生できるようにしたい。

動画関係の知識はぜんぜんなし。
トライ&エラーでググりつつ経験を積む式でいきました。
はじめのうちは、あくまでもPCでBD化しようと試行錯誤。
PCでmp4等の動画をブルーレイ形式にオーサリング→BD-REに焼いて練習→本番でBD-Rに焼く。
簡単にできるかと思ったら結構苦戦。
途中でパナソニックのDIGA(ソニー機もいけるっぽ)ならば、BD化せずにSDカードやUSBメモリに生データ(AVCHD)を入れて直接取り込み可能とわかり作業がラクになりました。


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用意するもの


・ブルーレイディスクレコーダー
 私の場合…Panasonic DMR-BWT1000(2010年製)

・Blu-lay Disc
 本番焼き用BD-R、練習用BD-RE

・PC→デッキ間の輸送用メディア
 SDカード
 USBメモリ、またはUSB 外付けHDD(FAT32フォーマット)

・PCで使用するソフト
multiAVCHD…動画をブルーレイ形式にオーサリングするソフト
http://www.videohelp.com/tools/multiAVCHD
ImgBurn…イメージファイルをブルーレイに焼くソフト
http://www.imgburn.com/index.php?act=download
XmediaRecode…動画・音声変換ソフト
http://www.xmedia-recode.de/download.html
MediaInfo…動画のプロパティを確認するソフト
http://mediaarea.net/ja/MediaInfo

PCで動画をブルーレイに焼こうとしたら苦戦


手順としては単純。
multiAVCHDで読み込ませたとき、赤字警告が出なければすんなりいく。
  1. multiAVCHDでBD化したい動画を込みこませる
  2. Startボタンをクリック!
  3. 出力形式を選ぶ
  4. できたAVCHDをフォルダごとImgBurnでBDに焼く


multiAVCHDでオーサリングする
multiAVCHD-01.jpg
multiAVCHD-02.jpg

ImgBurnでBDに焼く
imgburn1.jpg
imgburn2.jpg

注意
ImgBurnで焼くときはBR-REはUDF 2.5、BD-RはUDF 2.6にする!
imgburn3.jpg

…なのだが、いろいろ問題発生してなかなかうまくいかない…うーん

●トラブル発生 なかなかうまくいかない
multiAVCHDで動画を読み込ませると赤字のエラーが出る
エラー無視して強行してBD-RE化しても再生できなかった(当たり前)
Reference Framesが高すぎるといわれる
フレームレートとフレームサイズの組み合わせがBDMVの基準に合っていない
音がでない、音がずれる、音は鳴るが画像がでない
デッキで再生できるがメニューの動作が重い、動かない

ある程度は勉強すべきと痛感


闇雲にやるより、ある程度は勉強すべきだと痛感した。
AVCHDとBDMVの規格についてお勉強を開始。今回のミッションに関係するところだけ重点的に。
AVCHD INFORMATION WEB SITE
H.264 - Wikipedia
高精細度テレビジョン放送 - Wikipedia

●動画関係超初心者なりに理解したこと
AVCHDの映像部分のコーデックはH.264/MPEG-4 AVC(拡張子MTS、M2TS)
音声部分はドルビーデジタル(AC3)方式
映像と音声の合計ビットレート上限あり BDMVは40000kbps(40Mbps)以下
1080/60pはBDMV非対応。
1080/60pって何それ?おいしいの?
1440x1080でフレームレート60(59.94フレーム/秒)のプログレッシブ形式とのこと
1080/60pは一部のビデオカメラで撮影可能(!?)なのでそれをソースにする場合再エンコ必須

方針転換 PCでAVCHDを作ってSDカードでDIGAに取り込む


PCで2倍速のBD-REでシコシコ書き込み練習する時間は無駄だった!
DIGAなら、生データ(AVCHD)をSDカードやUSBメモリに入れて直接取り込み可能なのだ。DIGAに取り込んでDIGAでBDに焼けば、家庭用BDレコーダーと相性バッチリのBDになる!
日本語タイトル付けもDIGAでやるんだから文字化けは無いし、DIMORAでラクだし。

SDカード…ルートにPrivateフォルダを作ってその下にAVCHDフォルダを置く
USBメモリ…ルートにAVCHDフォルダを置く。FAT32フォーマットなら外付けHDDもOK!

●手順
(1)multiAVCHDに動画を読み込ませてStartボタンクリック
(2)「Panasonic Blu-ray players」ボタンをクリック
multiAVCHD-03.jpg
(3)出来上がった「AVCHD」フォルダをSDカードまたはUSBメモリにコピー
(4)DIGAに差し込んで、「ハイビジョンムービー(AVCHD)を取込」「撮影ビデオ(AVCHD)取込」を選ぶ
(5)取り込んだ動画は撮影ビデオタブにあるのでタイトル、チャプターをつける
(6)BDにダビングする(高速ダビング)

multiAVCHDに動画を読み込ませたとき、赤字の警告が出なければ特に問題なくAVCHD化できる。
問題はうまくいかなかったときだ。

確実にうまくいく状態に再エンコードする


multiAVCHDでエンコードさせずに、オーサリングだけの状態にするのが吉だと感じた。
なるべくmultiAVCHDに放り込む前に、他のソフトで再エンコして状態を整えたほうがよい。
multiAVCHDでtrancecodeすると時間がかかる上に失敗することが多かった。
Ref framesが大き過ぎる場合、multiAVCHDでtranscodeすると失敗する率高し。
フレームレートやフレームサイズを変換するのもあまりうまくいかない。
AVCHD化するときに音声をAC3にエンコしているようだが、映像と音声がずれてしまう動画がある。
動画の音声を事前にAC3に変換してズレがないか確認したほうがよい。

素人なので難しいことはよくわからんので、簡単に確実に再エンコしてくれるソフトを探す。
以前、当ブログで紹介した「XmediaRecode」が超つかえる子と判明した!!

XmediaRecode…動画・音声変換ソフト
http://www.xmedia-recode.de/download.html

●音声関係でmultiAVCHDでエラーが出る場合
XmediaRecodeで音声をAC3に変換して再エンコ。音声部分だけ再エンコなので短時間でできた
動画部分はコピーでOK。映像との音ズレがないか確認すること!
bd-pana-1.jpg

動画部分の再エンコがうまくいくコツ


まずmultiAVCHDに放り込んで赤字警告が出た場合、どこが問題か確認する。
MediaInfoや真空波動研などで元ソースのプロパティを確認。
問題箇所の設定を直してXmediaRecodeでの再エンコテストする。

再エンコ設定の試行錯誤のために、いちいち何時間も再エンコするのは効率が悪い。
元ソースから一部分を切り出して、テスト用のサンプル動画を作成。
1分程度でよい。動きが速いシーンや音声のズレなどがチェックしやすい箇所を抜き出す。
XmediaRecodeで元ソースの一部分をクロップ/プレビュータブで範囲指定して切り出す。
これを使って、満足なものができるまでテストを繰り返す。
bd-pana-2.jpg

●multiAVCHDでref framesが赤字警告
ref frames(参照フレーム数)の最大値が高すぎる。3~4くらいにするのが適当。
XmediaRecodeで「ビデオ」タブ→「量子化設定」の参照フレーム数を3ぐらいにする。
bd-pana-3.jpg

●multiAVCHDでフレームレートのエラー
multiAVCHDのプロパティでResolutionやFramerateに赤字警告がでる場合。
フレームサイズとフレームレートの組み合わせが基準に違反している。
BDMVの基準に沿ったものを指定して再エンコ。
AVCHD INFORMATION WEB SITE
XmediaRecode上で、フレームレートは、「ビデオ」タブ→「一般」のフレームレートを変更する。
フレームサイズは「クロップ/プレビュー」タブのビデオサイズを変更する。

【インターレースとプログレッシブ】
インターレースとプログレッシブは映像を表示する形式(走査方式)が違う。
インターレース←→プログレッシブで変換する方法はあるみたいだけど専門的すぎて理解不能。
第6回とがった技術で映像をもっと滑らかに――液晶ディスプレイの「I/P変換」とは? | EIZO株式会社
I/P変換すると音のズレが出やすい。なるべく走査方式はそのままでフレームサイズを変換するほうが無難。
表示モードを変えるには、「ビデオ」タブの表示モードを変更する。(プログレッシブ/インターレース解除TFF/インターレース解除BFF)

●総ビットレートが40Mbps以上
ビットレートを下げる。
元ソースより大きくしても無意味なので元ソースのビットレートを確認しておく。
ビットレートを変えるには、「ビデオ」タブのビットレートを変更する(BDMV基準は40000kbps以下なので注意)

プロファイルのレベルを4.1以下にすれば、デフォルト設定で合格ラインにしてくれる
H.264 - Wikipedia

XmediaRecodeで手っ取り早く無難な設定で再エンコするには


multiAVCHDで赤字警告がでた箇所をXmediaRecodeで直して再エンコするのが基本だが、うまくいくまで設定を詰めるのがだるい。
手っ取り早く無難な設定でできないかなー?

XmediaRecodeのプロファイルをプレステ3にするのが成功率高かった。
「形式」タブでプロファイルを「Sony PlayStation 3」にする。
bd-pana-4.jpg
「ビデオ」タブでビットレートをお好みに設定。
とりあえずこの設定で成功する率が上がったら、この設定を元に少しずつ様子を見てより最適設定なり高画質設定をみつけていくかんじ。
このPS3設定だと音声がAAC固定になるので、これを元に音声をAC3にする設定にすればmultiAVCHDに持っていったとき、再エンコードされないので失敗が少ない。

●XmediaRecodeの設定でとても参考になったサイト様!
猫科研究所 - x264(vbv-maxrate,vbv-bufsize,profile,level), H.264(Profile/Level)

kozugekere: XMedia Recode MPEG4 AVC/H.264 設定1(一般)
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