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ホーム > PC、デジタルTips > デジタル放送のビットレートに合ったモードで録画しよう

このたびパナソニックのブルーレイレコーダーを導入したので、
ハイビジョン画質(DRやAVC)でメディアに残す選択肢が新たに増えました。

ハイビジョン画質の録画レートについて、
比較的デジモノに強いおツレ様でも理解できていなかったので
おツレ様用レポートついでにまとめました。

PCでキャプっている人やBDレコ歴が長い人には今更な記事かもしれませんがお許し下さい。


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基礎知識 HDとSDの違い


HDとは…
high definition(ハイデフィニション)の略。高精細画質・映像のこと。
走査線1125本(有効走査線1080本)、画面の縦横比(アスペクト比)が16:9のもの。
電波法的には1080iまたは720pのこと。実際には720pはほとんど放送されていない。
テレビの番組表などでは「HD 1080i」などと表示される。
1080iとは、走査線1080本のインターレース(飛び越し走査)方式と言う意味。

それに対し
SDとは…
Standard Definition(スタンダード デフィニション)の略で標準画質のこと。
「テレビジョン放送であって、高精細度テレビジョン放送以外のもの」。
720×480(480i)で放送されることが多く、番組表には「SD 480i」などと表示される。
アスペクト比は4:3。これをワイドテレビで映すために、両サイドが黒帯になったり、横幅に合わせ上下をカットした画面で放送される。
ちなみにDVDはSD画質。

デジタル放送の転送レート


カタログ値でのデジタル放送の転送レートは、

  • BSデジタル(HD)最大24Mbps
  • BSデジタル(SD)最大12Mbps
  • 地上デジタル(HD)最大17Mbps

おなじ1080iなのに、なぜBSデジタル(HD)は地デジより画質が良いのか?
それは、解像度が違うから。
主なBSデジタルチャンネルの解像度 …1920×1080
地デジなどほとんどのHD放送の解像度……1440×1080

そしてBSデジタル(SD)最大12Mbpsってどういうこと?
NHK BS1とNHK BS2は全番組、多チャンネル放送時のWOWOWなどではSD画質になるから。

これが実感としてよく分かるのは、NHKの大河ドラマでしょう。
18時からのBShi、20時からの地デジ、22時からのBS2で見比べてみてください。
まずBShiで1920×1080、地デジで1440×1080、最後にBS2で720×480。
画質的にもDRのファイルサイズもBShi>地デジ>BS2というのが分かります。

【追記】
2011年4月に従来のBS2はBSプレミアムになり、基本的にはNHK BSはHD放送になりました。
NHKの新「BS1」と「BSプレミアム」が、4月1日スタート -AV Watch

実際の放送の転送レートはどのくらいか


で、実際のビットレートはというと…番組内容によりますがだいたいこのくらい。

  • BSデジタル(HD)17~20Mbpsくらい
  • BSデジタル(SD)6~8Mbpsくらい
  • 地上デジタル(HD)10~14Mbpsくらい
  • 地上デジタル(SD)5~7Mbpsくらい
  • スカパー! HD 6~10Mbpsくらい
  • スカパー! e2(HD)12~15Mbpsくらい(ただしHDチャンネルは少数)
  • スカパー! e2(SD)4~6Mbpsくらい


◆スカパー!のビットレート参考記事(録画人間の末路さん)
スカパー!HD ビットレート調査
スカパー!e2 各チャンネル解像度・ビットレート一覧表 2010年4月版(10月一部改定)

どの録画モードにすればいいか?


では、本題です。
レコーダーでデジタル放送を録画するときに使う録画モードはどれが最適でしょうか?
容量に制約がなければDRで録画するのがベストです。

AVCは容量節約のモード、DRは「容量を食う最高画質」と思いがちですが、それは間違いです。
AVC録画は固定レートで再エンコードするので、元の放送がこのレートより小さい場合、DRよりも容量が大きくなってしまう場合があります。
特にSD放送は5~8Mbpsくらいなので、HG、HX、HEで録画するとかえって非効率&容量増&画質劣化します。
ビットレートの低い番組はDRで録画したほうがよいでしょう。
どうしてもAVCで容量節約したい場合は、
DRで録画してどのくらいのビットレートの番組かを調べて、それよりも低いレートにあたる録画モードにすればOKです。

パナ機AVCのレートは下のとおりです。(パナの取扱説明書にはHG以下のレートが書いてないのが不親切ですね。)

  • DR…放送波そのまま
  • HG…12.9Mbps
  • HX…8.6Mbps
  • HE…5.72Mbps
  • HL…4.27Mbps
  • HM…2.96Mbps
  • HB…1.879Mbps(機種によって違います)
    ---------
  • XP…8~9Mbps(720×480)
  • SP…4.6Mbps(720×480)
  • LP…2.2Mbps(352×480/480×480)


DRのサイズからだいたいのビットレートを計算しよう


DRのサイズを確認するには(パナDIGAの場合)
DRで録画する→メニューからダビング→詳細ダビング→ダビング元とダビング先をHDDにして該当番組の容量で確認(MB表示)

BD上では1GB=1000MBで計算しますが、レコーダー上では1GB=1024MBとして計算しています。
ここでは 1GB=1024MB 1MB=1024KB 1KB=1024B とします。
8ビット=1バイト、1Mbps=1000kbps。
よってDRサイズから放送波のレート(Mbps)を知る計算式は

サイズ(MB)×8×1024÷再生時間(秒)=ビットレート(kbps)

(例)30分(1800秒)で2800MBだった番組の場合。
2800×8×1024÷1800=12743.11111
つまり約12.74Mbpsということ。
AVC録画ならHG(12.9Mbps)では無意味。HX(8.6Mbps)以下にしなければ容量節約の意味がありません。

いちいち計算するのが面倒な向けにだいたいの目安を。

  • HG…BSデジタル(HD)の容量を約1/2にする(地デジ用には不向き)
  • HX…地デジ(HD)を約1/2にする
  • HE…BSデジタル(HD)を1/4に、地デジ(HD)を1/3にする(容量節約と画質のバランスがとれるギリギリのライン)
  • HL、HM…画質を犠牲にしてとにかく容量節約用途向け


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地デジBSCSスカパー
サイトを拝見させていただきました。
また、見させて頂きます。
[ 2010/12/23 18:40 ] [ 編集 ]
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